粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

皿型造粒機,回転パン型造粒装置

pan granulator, pan pelletizer, pan agglomerator

 皿型造粒機はその直径 D に対して,リムの高さ H = (0.1〜0.25)D の皿型容器が傾斜角 40 〜 60 度の位置で回転する転動造粒機である。同装置では,容器上部より粉体を連続的に供給し,同時に液体結合剤をスプレーから散布しつつ,凝集粉体に転動運動を与え,顆粒化する。転動効果により顆粒は圧密分級され,容器下部のリムよりペレットとして回収される。一般にこの造粒機は製鉄,セメント,骨材,肥料など大量の造粒処理に用いられ,粒子径が数 mm 〜 数十 mm のペレットができる。粒子径は造粒時間に関係し,容器傾斜角,回転速度が大きく,リムの高さが小さいほど小さくなる。壊れやすい顆粒用には,球面状皿型造粒機やリムを階段状にした多段式皿型造粒機などもある。

→  転動造粒転動造粒装置

執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/07/29

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