粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

回転強度

revolutional strength, tumbling strength

 造粒物の動的強度試験法の一種である回転強度試験は,一定重量の造粒物をドラムに入れ,かつ所定の回転速度のもとでドラムを回転させ,所定の試験時間のあと,ドラムから試料を取り出してふるい(篩)分析により粉化率を求める方法で,これを一般に回転強度という。用いる回転速度の設定は,(回転速度)/(臨界回転速度)にして 0.40 ~ 0.55 程度である。詳細は JIS Z 8841:1993 「造粒物—強度試験方法」で規格化されている。

【参考文献】

執筆者:粉体工学用語辞典
編集:松山達(創価大学)
更新日:2021/7/11

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