粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

小角散乱法,前方小角散乱法

low angle light scattering method

 光が粒子群でさえぎられたとき,前方から側方にかけて光が散乱回折し,明部と暗部が交互に現われる散乱パターンを形成する。粒子径が大きくなるほど,散乱パターンは前方のごく狭い角度領域(小角領域)で生じる。小角散乱法は,この散乱パターンから粒子径を推定する手法である。近年はこの手法を包含したレーザー回折・散乱法粒子径分布測定法としてよく使用されている。可視光線の代わりに X 線を使用した小角散乱法は小角 X 線散乱法(Small Angle X-ray Scattering, SAXS)と呼ばれ,数 nm から数十 nm の粒子径測定に応用される。

→ レーザー回折・散乱法

執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/10/12

【広告】