粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

さえぎり作用,さえぎり効果,接触捕集

interception effect

 流体中に浮遊する粒子の分離機構の一つで,粒子が障害物(捕集体)の近傍で流体と同じ運動をしていても,粒子が大きさをもつために障害物の表面と接触して捕集される効果。さえぎり作用は粒子の大きさに起因する効果であるため,この分離機構が単独で粒子捕集に作用することはまれであり,他の分離機構(慣性,拡散,重力など)と同時に作用する。

→ さえぎりパラメーター単一繊維捕集効率

執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/10/17

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