粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

カーの流動性指数

Carr's flowability index

 1965年にR.L.Carrによって提唱された,流動性を総合的かつ定量的に表現するための評価指数。粉体の (1) 安息角,(2) 圧縮度,(3) スパチュラ角,(4) 均一度または凝集度の四種類の値を測定し,それぞれに対して,多くの粉体で経験的に求められたいる最高 25 の指数(表参照)を配点し,これらの合計値で示すものである。

→  噴流性指数パウダテスタ

表 カーの流動性指数表
流動性
の程度
流動性
指数
架橋防止
対策
安息角 圧縮度 スパチュラ角 均一度* 凝集度**
指数 % 指数 指数 単位 指数 % 指数
最も良好 90〜100 不必要 ≤ 25 25 ≤ 5 25 ≤ 25 25 1 25
26〜29 24 6〜9 23 26〜30 24 2〜4 23
30 22.5 10 22.5 31 22.5 5 22.5
良好 80〜89 不必要 31 22 11 22 32 22 6 22
32〜34 21 12〜14 21 33〜37 21 7 21
35 20 15 20 38 20 8 20
まあ良好 70〜79 バイブレーター
必要な場合がある
36 19.5 16 19.5 39 19.5 9 19
37〜39 18 17〜19 18 40〜44 18 10〜11 18
40 17.5 20 17.5 45 17.5 12 17.5
普通 60〜69 限界点,
架橋あり
41 17 21 17 46 17 13 17 ≤ 6 15
42〜44 16 22〜24 16 47〜59 16 14〜16 16
45 15 25 15 60 15 17 15
あまり
良くない
40〜59 必要 46 14.5 26 14.5 61 14.5 18 14.5 6〜9 14.5
47〜54 12 27〜30 12 62〜74 12 19〜21 12 10〜29 12
55 10 31 10 75 10 22 10 30 10
不良 20〜39 極力な対策
が必要
56 9.5 32 9.5 76 9.5 23 9.5 31 9.5
57〜64 7 33〜36 7 77〜89 7 24〜26 7 32〜54 7
65 5 37 5 90 5 27 5 55 5
非常に
悪い
0〜19 特別な装置と
技術が必要
66 4.5 38 4.5 91 4.5 28 4.5 56 4.5
67〜89 2 39〜45 2 92〜99 2 29〜35 2 57〜79 2
90 0 ≥ 45 0 ≥ 99 0 ≥ 35 0 ≥ 79 0
* 粉状または粒状の粉で均一度が測定できる場合はこの値を使用する。
** 凝集性の高い微粉で凝集度が測定できる場合はこの値を使用する。

執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/05/17

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