
共催: 粉体工学会
(社)日本粉体工業技術協会
医薬品の製剤設計,製造には粉体工学が重要な役割を果たしていることはすでに認識されている。特に,錠剤や粒剤など経口固形製剤を製造するプロセスは,粉砕,造粒,混合,成形など典型的な粉体工学の単位操作で構成されており,その役割は明確である。
医薬品の世界では,品質を厳正に保証するためにGMP(Good
Manufacturing Practice)の概念が導入されており,現在,その主旨は国際調和がなされた指針(ICHQ8)にも発展的に受け継がれている。この問題を扱うにあたっても,粉体工学からのアプローチが有益である。すなわち,粉体挙動が関わる製剤操作によって,最終製品の品質がどの程度影響を受けるか,あるいは,品質に影響を及ぼさないようにするにはプロセスをどのように設計すべきか,粉体工学をベースに科学的に立証することが可能と考えられる。
ICHQ8あるいは最近話題となっているQbD(Quality by
Design)など,製品品質にかかわる議論は,医薬品関係者で大きな議論の的となっているが,粉体工学をベースとしてこれらを議論する機会は現在に至るまでほとんどなかった。唯一,製剤と粒子設計部会の標準処方研究フォーラムがこの観点でのワーキンググループによる実験報告をしており,大きな反響を得ている。
本技術討論会では,最近の医薬品製剤の品質保証,プロセスの設計・評価に関して討論することを目的にして,医薬品製剤の設計,製造プロセスの進歩について幅広い角度からの講演、それを支える機器、システムに関する展示をして頂く。品質保証を達成するためには,製剤に関する機械,素材の進展が重要であること言うまでもない。また,最近の製剤設計の動向も正確に把握する必要がある。さらに、医薬品を製造する各単位工程において,最終製品に強く影響を及ぼすCQA(Critical Quality Attribute),たとえば造粒度や滑沢度などの科学的定義や,その評価方法も重要である。これらの諸問題に対応でき,国際調和された品質保証の推進に大きな役割を担えるのが粉体工学であることを再確認するとともに,今後の品質保証への取組みのあり方、方向性を明確にすることを目標として、本技術討論会で大いに議論したい。
竹内(岐阜薬科大学) 谷野(塩野義製薬),谷本(鞄ソ寿工作所)
日 時:2010年6月15日(火),16日(水)
会 場:アルカディア市ヶ谷(私学会館) 東京都千代田区九段北
4-2-25 TEL. 03-3261-9921(代)
(JR中央線,地下鉄有楽町線,都営新宿線市ヶ谷駅より徒歩2分)
http://www.arcadia-jp.org/acsses/top.htm
定 員:100名(定員になり次第締切ります)
参 加 費: 先行振込み(6月1日振込まで) 当日扱い(6月2日以降)
会 員:30,000円 会 員:32,000円
会員外:40,000円 会員外:42,000円
講演者:10,000円 講演者:12,000円
学 生: 3,000円
学 生: 4,000円
*1 参加費にはテキスト代を含みます。
*2 維持会員・賛助会員は1名のみ無料です。(ただし6月1日までに登録要)
*3 共催の協会会員は会員扱いとします。
*4 学生で講演される方は上記講演者扱いです。
*5お客様都合による参加申込のキャンセルは,お引き受けできませんので,代理の方の
参加としてください。
申込方法:出来る限りホームページ(http://www.sptj.jp/)の申込みフォームを利用し,E-mail: hptj@nifty.comに直接記入して送って下さい。なお,FAXでのお申し込みも承りますが,確認につきましては事務局までお問合せをお願いします。
先行申込締切(振込日):6月1日(火)
申 込 先:粉体工学会
〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町181 第5キョートビル7階
TEL. 075-351-2318 FAX. 075-352-8530 E-mail:hptj@nifty.com
送金方法:銀行振込 みずほ銀行 出町支店(読み方:デマチ)
(普通)No. 1238286 (口座名
粉体工学会(読み方:フンタイコウガクカイ))
郵便振替 01000 – 3 – 27893 (加入者名 粉体工学会)
◇
プログラム◇
第1日 6月15日(火)
(9:30−9:35)(挨拶) 岐阜薬科大学 竹内 洋文
製品紹介講演(講演15分,討論5分)
(9:35−10:35)(座長:藤本 正孝)
技術報告1:パンコーターを用いた錠剤コーティング事例
フロイント産業○鵜野澤 一臣,安達 岳郎,平井 由梨子,磯部 重実,武井 成通
技術報告2:自転・公転ミキサーを用いた難溶性化合物の湿式ナノ粉砕法
シンキー○高塚 隆之
技術報告3:レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置 型式LMS-2000e
溶媒微少量湿式測定及び試料微少量乾式ワンショット測定
セイシン企業○阿川 直樹,胸組 透
◎
機器カタログ展示紹介講演(講演3分)
(10:35−12:00)(座長:谷本 友秀,伊藤 有一,三井 浩)
展示−1 粘弾性測定装置(モジュラーレオメータ) アントンパール・ジャパン
展示−2 タッピングボールレスのフルイ機新型超音波フルイ機 TMS型』 徳寿工作所
展示−3 湿式ナノ粉砕機 シンキー
展示−4 レーザー回折・散乱粒度分布測定器での微少量乾式ワンショット測定及び、
液微少量湿式ユニット LMS-2000e-Micro-Dis セイシン企業
展示−5 口腔内速崩壊フィルム製剤
ツキオカ
展示−6 DVS(動的水蒸気吸着測定装置),iGS(インバースガスクロマトグラフィー)
イーストコア
展示−7 口腔内崩壊錠用マイクロスフィア
理研ビタミン
展示−8 粒子径分布測定装置
日本レーザーシステム
展示−9 医薬品添加剤 日曹HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)
日本曹達
展示−10 種々のシリカ粒子(仮題) 富士シリシア化学
展示−11 新規医薬品添加剤「Swelstar MX-1」による直打錠の溶出調整
展示−12 打錠杵の表面処理,再生技術 ツー・ナイン・ジャパン
展示−13 オイドラギット®を用いたホットメルトエクストルージョンによる固体分散体の調製
エボニックデグサジャパン
展示−14 製剤添加剤としてのセルロース製品のご紹介 信越化学工業
展示−15 研究開発用有核・ニ層錠兼用回転式錠剤機 菊水製作所
展示−16 ツインジェットノズル
大川原化工機
展示−17 錠剤コーティングとPATの活用例の紹介 パウレック
展示−18 超音波分散装置及びジェットミル DKSHジャパン
展示−19 口腔内崩壊錠用賦形剤F-MELT 富士化学工業
(12:00−13:30)(機器展示コーナー フリーディスカッション および 昼休み)
(13:30−14:15)(座長:谷野 忠嗣 )
特別講演−1 固形医薬品製造装置内の粒子運動解析および装置設計
パウレック 夏山 晋
(講演15分,討論5分)
(14:15−15:15)(座長:市川 秀喜)
一般−1(研究報告)マスフロー定量供給機「マスチャージャー」の開発
塩野義製薬○豊田 智淳,交久瀬 善三,谷野 忠嗣
一般−2(技術報告):医薬品製造におけるふるい分け機の高性能化と品質保証
徳寿工作所○朝日 正三
一般―3 (技術報告):噴霧乾燥による製剤化操作に関する検討
大川原化工機○田中 俊幸,根本 源太郎,大川原 正明
(15:15−15:35)(休憩および機器展示コーナー フリーディスカッション)
(講演15分,討論5分)
(15:35−16:35)(座長:小林 征雄)
一般−4(研究報告):液−液界面晶析法の析出粒子形態に及ぼす界面拡散の影響
同志社大学 ○若宮 大裕,白川
善幸,田仲 未奈,下坂 厚子,日高 重助
ワイエムシィ 大西 宏昇,與那嶺 優佳
一般−5(研究報告):液−液界面析出場を利用した噴霧晶析法による複合粒子作製プロセスの開発
同志社大学○和氣
大樹,藤本 麻人,田仲 未奈,白川 善幸
下坂
厚子,日高 重助
神戸学院大学 市川
秀喜,福森 義信
一般−6(研究報告)高速撹拌造粒機による三二酸化鉄の混合とその評価
深江パウテック ○太田 幹子,加納 雅行
大阪ライフサイエンスラボ 寺下 敬次郎
◎
総合討論1
(16:35−16:50)(座長: 谷本 友秀,竹内 洋文 )
第2日 6月16日(水)
◎
一般講演(講演15分,討論5分)
(9:30−10:30)(座長:寺下 敬次郎)
一般−7(研究報告):生薬の錠剤化における粉体物性及び添加剤の影響
日野製薬 ○山田
尚美
岐阜薬科大学 竹内 洋文
一般−8(研究報告):杵の表面処理による打錠障害抑制及びそのメカニズムに関する検討
岐阜薬科大学 ○村瀬 陽平,戸塚 裕一,竹内 洋文
一般−9(研究報告): 糖転移化合物を用いた難水溶性化合物の溶解性/吸収性改善に関する研究
岐阜薬科大学 ○内山 博雅,浅本 房俊,鋳物 将明,戸塚 裕一,竹内 洋文
(10:30−10:50)(休憩および機器展示コーナー フリーディスカッション)
(10:50−11:50)(座長:安藤 伸治)
一般−10(研究報告)品質工学による錠剤コーティング工程の設計および最適化の考察
潟pウレック○長門
琢也,木村 直俊,遠藤 太郎,長谷川 浩司
大阪ライフサイエンスラボ 寺下 敬次郎
一般−11(研究報告)種々の特性を有するショ糖脂肪酸エステルの滑沢剤としての有用性評価
岐阜薬科大学 ○山本 ひとみ,戸塚 裕一, 竹内 洋文,
三菱化学フーズ 内田 実
一般−12(研究報告)直接打錠法への適用を目指した結合剤の粒子設計に関する検討
岐阜薬科大学 ○一林 勇佑,戸塚 裕一,竹内 洋文
日本曹達 阿部 悟,杉澤
賢司
(11:50−13:35)(昼休み)
(機器展示コーナー フリーディスカッション)
(13:35−14:35)(座長: 福田 誠人)
特別講演−2
粒子設計における標準処方 −製剤処方の標準化と技術的評価−
三重県健康福祉部メデイカルサポーター ○長谷川 正樹
塩野義製薬 谷野 忠嗣,名城大学 砂田 久一
(14:35−15:15)(座長
一般講演(講演15分,討論5分)
一般−13(研究報告)振動分光法イメージングによる滑沢剤混合工程および錠剤構成粒子の分散状態の評価
大阪ライフサイエンスラボ ○寺下 敬次郎
エス・テイ・ジャパン 久田 浩史,増井 秀行,落合
周吉
一般−14(研究報告)テラヘルツイメージング機による製剤品質評価
武田薬品工業
○丹羽 雅裕,野々村 宗夫
一般−15(研究報告)微細化キトサンによるフィルム製剤の設計と評価
ツキオカ○竹内 淑子,西村 美佐夫
スギノマシン 林田 稔
岐阜薬科大学 梅村 香織,竹内 洋文
15:15−15:30 休憩
◎
総合討論2
(15:30−16:00)(座長:谷野 忠嗣,竹内 洋文)
![]()
![]()
![]()
第45回技術討論会 参加申込フォーム (先行申込締切:6月1日(火))
「粉体工学と医薬品の製剤設計,品質保証」
−品質保証への粉体工学の貢献−
1.参加者氏名(およびふりがな):
2.会員資格(該当に○あるいは他を削除):会員[維・賛・事・個・学]/ 講演者 / (社)日本粉体工業技術協会会員
/ 会員外/ 非会員学生
3.勤務先(または所属):
4.所在地:〒
5.TEL:
6.FAX:
7.E‐mail:
8.送金金額: 円(無料の特典ご利用の場合、会員番号: )
9.送金方法(該当に○あるいは他を削除):郵便振替 / 銀行振込
*銀行振込の場合は,参加者の氏名もしくは粉体工学会会員番号を明記するか振込情報を事務局まで送付下さい。
10.振込日: 月 日
*参加費額に関係しますので,必ず明記下さい。