一般社団法人粉体工学会

第57回夏期シンポジウム
「粉体の多様な不均質の理解と制御による材料創製」

固体粒子が粒子間相互作用によって集合している粉体は,特異な流動性や高比表面積,化学的活性など,粒子集合体特有の性質を有しており,このような性質を活用して,粉体は材料,医薬品,食品,芸術など広範な分野で利用されています.一方で,粉体に関わる様々なトラブルが生じることも知られていますが,従来その解決は勘と経験に頼ることが多いのが現状です.その大きな要因は,粉体が本質的に内包する『不均質』とその時空間的分布の理解と制御が不十分であったことにあるといえます.粒子径,形状,粒子間相互作用が同じ理想的な粉体を利用することも解決策の 1 つではありますが,そのような粉体の調製には膨大なエネルギー,労力,時間が必要であり,課題の抜本的な解決には至っていませんでした.さらに,粉体の不均質を積極的に利用することで材料の機能革新などに繋がる可能性があるものの,その試みはごく一部にとどまっていました.そこで,第 57 回夏期シンポジウムでは,「粉体の多様な不均質の理解と制御による材料創製」と題したテーマで,粉体の不均質構造制御による材料機能発現,粉体の不均質とその支配因子の計測・観察,粉体の不均質を制御するための計算科学などに焦点を当てて,幅広い議論を実施したいと考えています.今回は,本学会主催の国際会議”The 7th International Conference on the Characterization and Control of Interfaces for High Quality Advanced Material (ICCCI2022)”と連携して開催し,多岐にわたる分野で活躍する研究者・技術者が一同に会し,密に情報交換することによって,粉体の不均質をキーワードにした粉体工学の新しい展開を期待すると共に,理解の深化を目指したいと考えています.

開催日2022年11月15日(火)~18 日(金)
講演申込締切2022年6月30日(木)
場 所ハイランドリゾートホテル&スパ
(〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原 5-6-1)
Tel: 0555-22-1000 https://www.highlandresort.co.jp/
世話人飯島志行(横浜国立大学),坂元尚紀(静岡大学),
仲村英也(大阪公立大学),白川善幸(同志社大学)

本シンポジウムの発表は,ICCCI2022 のセッション“Session A: Understanding and Controlling Various Inhomogeneity in Powders for Advanced Materials (57th Summer Symposium on Powder Technology)” において行われます.多数の発表申込をお待ちしております.

ICCCI2022 ホームページhttp://ceramics.ynu.ac.jp/iccci2022/index.html

なお,11月15日には ICCCI2022 の Welcome Reception が行われます.こちらにもご参加下さい.

*講演申込方法:
ICCCI2022 の Website から要旨のテンプレートをダウンロードし,400 単語以内(図なし)でご記入ください. ICCCI2022 の講演登録ホームページ Website: http://ceramics.ynu.ac.jp/iccci2022/registration.html より講演の登録を行ったのち,発送される確認メールに従って要旨を提出してください.なお,夏期シンポジウムへの講演登録の場合には,登録ページのセッション選択画面にて Session A を選択して下さい.要旨の提出をもって講演申込といたします.発表形態は,対面でのオーラルならびにポスター発表があり,選択可能です.また,ホソカワ粉体工学振興財団のご支援により,ICCCI2022 の若手研究者の発表を対象とした Poster Award の表彰も行う予定であり,夏期シンポジウムの発表もその対象になります.

講演申込締切:2022年6月30日(木)

* 特集号への投稿:
粉体工学会誌(夏期シンポジウム特集号,日本語)への投稿を希望される場合は,講演登録の際に学会誌特集号への投稿を選択してください.投稿上の注意は,粉体工学会のホームページ(http://www.sptj.jp/)の「粉体工学会誌」サイトから,「投稿規定」および「投稿の手引き」をご覧いただき,執筆をしてください.論文の送り先は,粉体工学会和文誌編集委員会(kaishi@sptj.jp)となります.なお,今回は学会誌への掲載料を免除いたしますので,多数の投稿をお待ちしております.(投稿原稿は当学会の規定に従って,審査が行われます.)

投稿締切:2023年3月31日(金)

*登録ならびに参加費:
登録は ICCCI2022 のホームページで行ってください.クレジットで支払う場合,クレジット専用サイトに入り,手続きを行ってください.クレジット決済が終了した時点で登録は完了になります.

先行振込70,000円 2022年8月31日振込まで
上記以降80,000円 2022年9月1日以降
ご案内詳細第57回夏期シンポジウム【講演募集】のご案内.pdf

プログラム等の詳細については,ICCCI2022 のホームページをご覧ください.

過去開催分

回(年) テーマ 日時 会場 備考
第56回
(2021年)
DX 時代の粉体工学:粉体工学とデータサイエンスの融合に向けて 2021年10月8日(金)~9日(土) Zoom によるオンライン開催 共催:粉体工学と人工知能の融合研究に関するワークショップ,粉体シミュレーション技術利用分科会(日本粉体工業技術協会)
協賛:化学工学会,日本計算工学会,日本原子力学会,日本機械学会,粉体粉末冶金協会
第55回
(2019年)
粒子集積構造の利用と制御 2019年8月5日(月)~6日(火) 横浜国立大学環境情報1号棟合同セミナー室/神奈川県 共催:日本セラミックス協会(予定),化学工学会材料界面部会,粉体工学会粉体材料設計研究会,粉体工学会粉体グリーンプロセス研究会,粉体工学会不均質構造の利用と制御に関するワークショップ
第54回
(2018年)
粉体・微粒子界面の評価と制御による材料創製 2018年7月9日(月)~12日(木) 倉敷ロイヤルアートホテル/岡山 ICCCI2018と同時開催
第53回
(2017年)
熱・物質移動を伴う粉体単位操作 ‐基礎的研究と実操作・機器での課題- 平成29年9月5日(火)~ 6日(水) 大阪アカデミア 新梅田研修センター/大阪 共催:日本粉体工業技術協会環境エネルギー・流動化分科会,乾燥分科会,日本熱物性学会,化学工学会熱工学部会
第52回
(2016年)
細胞・生体との相互作用を利用した機能性ナノ粒子・人工材料の設計 平成28年8月8日(月)~9日(火) ひょうご共済会館/兵庫 共催:日本薬剤学会,日本粉体工業技術協会微粒子ナノテクノロジー分科会
第51回
(2015年)
粉体・微粒子界面の評価と制御 平成27年 7月7日(火)~10日(金) 倉敷ロイヤルアートホテル/岡山 ICCCI2015と同時開催
第50回
(2014年)
生活関連ソフトマテリアル製造における粉体技術 -より安全で安心な食品・化粧品・医薬品の安定供給と高機能・高付加価値製品製造に向けて- 平成26年8月 6日(水)、7日(木) 大阪アカデミア/大阪 共 催:日本食品工学会、化学工学会バイオプロセス部会、日本粉体工業技術協会食品粉体技術分科会
第49回
(2013年)
粉体による材料微細構造創製とその新展開 -多様な構造制御による新材料創出に向けて- 平成25年7月18日(木)、19日(金) ホテルマウント富士/山梨 共 催:日本学術振興会先進セラミックス第124委員会、スマートプロセス学会先進プロセス部会
第48回
(2012年)
固体炭素資源の高度・クリーン利用に貢献する粉体工学-低炭素社会のエネルギー供給を支える石炭・バイオマスの利用技術- 平成24年7月23日(月)、24日(火) (財)日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス/京都 協 賛:一般社団法人日本エネルギー学会、集塵技術多機能化研究会、機能性粒子の応用・ハンドリングに関するワークショップ
第47回
(2011年)
粉砕の新たな展開と高度利用―粉砕の基礎から新利用技術まで― 平成23年8月8日(月)、9日(火) ニューサンピア姫路ゆめさき/兵庫 世話人:鈴木 道隆(兵庫県立大学)・齋藤 文良(東北大学)・空閑 良壽(室蘭工業大学)・飯村 健次(兵庫県立大学)
第46回
(2010年)
ナノ粒子・人工材料と相互作用する生物―細胞を中心に生態関連物質から生体まで― 平成22年8月9日(月)、10日(火) 関西セミナーハウス/京都 世話人:新戸 浩幸(京都大学)・市川 秀喜(神戸学院大学)・川上 亘作(物資・材料研究機構)・飯村 健次(兵庫県立大学)
第45回
(2009年)
粉体工学による新材料創製プロセスの確立    ―粉体プロセスによるナノ構造制御法の確立と新材料創製を目指して― 平成21年8月10日(月)、11日(火) 浜名湖ロイヤルホテル/静岡 世話人:鈴木 久男(静岡大学)・神谷 秀博(東京農工大学)・藤  正督(名古屋工業大学)
第44回
(2008年)
乾式・湿式粉体単位操作―ナノ粒子から粉粒体まで― 平成20年 8月11日(月)、12日(火) 関西セミナーハウス/京都 世話人:後藤 邦彰(岡山大学)・森 英利(富山大学)・野村 俊之(大阪府立大学) 企画協力:粉体基礎現象研究会
第43回
(2007年)
微粒子集積体の配列構造・自己組織化:ボトムアップテクノロジーとしての可能性を探る 平成19年 8月6日(月)、7日(火) 関西セミナーハウス/京都 世話人:不動寺 浩(物質・材料研究機構)・宮原 稔(京都大学)

※各回のテキストは1部3,000円(税込・送料別)でご購入いただけます。
 ご注文・在庫のお問い合わせは、事務局(office@sptj.jp)まで。